今から始めるキャリアオイルのススメ

こんにちは。HappyAromaLife-ハッピーアロマライフです。
本日はアロマセラピーに欠かせないキャリアオイルについてご紹介します。

キャリアオイルとは?

アロマセラピーには欠かせないキャリアオイル。
Carry(キャリー) =『運ぶ』と言う意味から始まり、精油の成分を体に運ぶため、キャリアオイルと呼ばれています。
(精油を希釈するベースとなる意味でベースオイルとも呼ばれます)

基本的にキャリアオイルは「植物から採れる油=油脂」が元となっており、
主に植物の種子などから抽出されます。

キャリアオイルの種類

精油に負けず、たくさんの種類が手に入るようになりました。
有名なものでいうと、ホホバオイル・ファーナスオイルなどがあり
最近ではプラナロムからアボカドオイル・ブラッククミンオイルが発売されたのも記憶に新しいですね。

今回は代表的なオイルをいくつかご紹介いたします。

ホホバオイル

すべての肌質に合うオイルとなり、酸化しにくく保存性にすぐれている優秀なキャリアオイルです。
無臭で粘性は低くサラサラとしており肌に残りにくく初めてオイルマッサージを行う方にもおすすめです。

10~15度以下になると白濁し固形化しますが、常温にすることで液体に戻ります。
※オイルと呼ばれていますが、正確にはオイルではなくワックスで、ホホバワックスと呼ぶこともあります。

ファーナスオイル

アブラヤシ・ココヤシを原料に、不飽和脂肪酸を分離抽出した後、グリセリンを結合して作られたキャリアオイルです
通常の保管方法を守っていれば殆ど酸化・腐敗をおこしません。

無臭で粘性は低くサラサラとしており、浸透性に優れています。
ホホバオイルと並んで、初めてオイルマッサージを行う方におすすめです。

スイートアーモンドオイル

浸透性にすぐれており、特に乾燥肌に適したキャリアオイルです。
適度な粘性をもっていますが、ベタベタしすぎない軽い質感となっています。
ほのかにアーモンドの香りがしますが、精油の香りを損なうことはありません。
オレイン酸、リノール酸が豊富に含まれており肌をしっとりと柔らかくしてくれます。

アプリコットカーネルオイル

無臭で粘性は低くサラサラとしています。
浸透性が高く皮膚をしなやかにするためフェイシャルマッサージ用のオイルに向いており、
ヘアケア用品や化粧品の材料にもなっています。
乾燥肌や敏感肌の方におすすめのオイルです。

グレープシードオイル

ヨーロッパブドウの種から抽出されます。
ワインの蒸留後の残ったブドウの種を利用し作られている事が多いようです。

料理にも使われている事が多いグレープシードオイルですが
アロママッサージにも向いており、無臭で軽くサラッとした質感で滑らかな肌触りが特徴のキャリアオイルです。
皮膚の保湿を目的とする化粧品に適しています。

キャリアオイルをブレンドしてみる

キャリアオイルは単独での利用が可能ですが、複数種類混ぜて使用する事も可能です。

香りや粘性が強すぎるもの、高価なキャリアオイルなどは
メインのキャリアオイルに混ぜての使用をおすすめします。

初めて使用するキャリアオイルなどもメインのキャリアオイルに少しずつ混ぜながら使用すると良いでしょう。

メインのキャリアオイル…80~95%
サブのキャリアオイル…5%~20%

※今回、ご紹介しているキャリアオイルは単独使用・メインとしてご利用いただけます。

キャリアオイルを選ぶ際の注意点

精油より、肌に触れる量が多いキャリアオイル。
精油を選ぶ際と同じように、キャリアオイルも成分表を確認したうえで安全なものを選びましょう

①化粧品・化粧油であること(着色などがされていない)
②植物名(学名)が明らかであること
③農薬や酸化防止剤が含まれていないこと

ラヴァーレで学ぶキャリアオイル

ラヴァーレではキャリアオイルの基礎から最新情報までを網羅したキャリアオイルマスター講座を開講しています!

キャリアオイルは、ただの精油の補助的な役割だけでなく、
オイル自体も精油と同じように体内代謝されることがわかってきています。

この講座ではキャリアオイルの化学を基礎から丁寧に学んでいきます。

40種類のキャリアオイルを実際に試せるほか、実技面ではハンドトリートメント、実習ではクラフト作りなども学ぶことができます。

ポイント
キャリアオイルの知識も深め、よりアロマセラピーを楽しみましょう