ミツロウで作る美容クリーム!冬でも夏でも使える万能素材

こんにちは。HappyAromaLife-ハッピーアロマライフです。

不安定な天気が多い、この季節。
同じように肌の様子も波があるように感じる日がぽつぽつと…

今回は、そんな日にぴったり!
ミツロウ(蜜蝋)を使った美容クリームのレシピをご紹介します。
自然の恵みたっぷり、お肌のご褒美にいかがですか?

ミツロウ(蜜蝋とは?)

ミツロウ

ミツロウ(蜜蝋)とは、ミツバチが作り出すワックス(蝋)のこと。

ミツバチが巣作りの際に作り出した蝋を精製したものを指します。
花粉や樹液が含まれるため色合いは黄色が殆ど。

ビタミン・ミネラルといった栄養成分が豊富に含まれており、化粧品や健康食品にも多く利用されています。

パルミチン酸ミリシルを主成分とし肌への保湿作用もあるとされ、
アロマクラフトではシアバターと並んで人気の天然素材です。
リップバーム、ハンドクリーム、フェイスクリームなど幅広いアイテムへの応用ができます。

* ミツロウの作り手のハチミツを育てている養蜂家さんへ見学記事も*

お出かけコラム@南の島の養蜂見学にいってきました

2019年4月22日

ミツロウの種類について(精製と未精製)

ミツロウ(蜜蝋)には精製済みと未精製の2種類あり、
それぞれ特性が異なります。好みや肌質に合わせて選ぶことをおすすめします。

精製済ミツロウ
色合い:ホワイト
ホワイト・ビーワックスとも呼ばれています。
天然のミツロウから不純物や色、香りを取り除いたもの。
色や香りを取り除きたい時、肌が敏感な方におすすめです。

未精製ミツロウ
色合い:イエロー
イエロー・ビーワックスとも呼ばれています。
天然のミツロウから不純物だけを取り除いたもの。
ミツロウ本来の香りと栄養を取り入れたい時におすすめです。

どちらも、アロマセラピーショップやアマゾン・楽天などで購入可能です。

ミツロウ美容クリームのレシピ、3ステップで完成!

みつろうクリームの作り方

ミツロウ美容クリーム(30ml容器)
ミツロウ 5g
キャリアオイル 30ml
精油 2~4滴

①ミツロウを湯煎し、オイル状になるまで溶かします(約65度前後で溶けはじめます)

②キャリアオイルも遅れて湯煎をします、ある程度、同じ温度になった時に混ぜ合わせます。
温度差があると混ぜた時に再度固まってしまう事もあるのでご注意を!

③容器に移し替え、少し冷ましたあと、精油を垂らし混ぜ合わせます
熱いままだと精油の香りが飛んでしまうので、冷ました後に入れます。

④完成です!直射日光多湿高温を避けて1ヶ月程度で使い切ってください。

ミツロウとオイルを同時に湯煎してもOKですが、溶けにくく蝋の固まりが残ることも。
キレイな滑らかなクリームを作るなら別々に湯煎するのが良いでしょう。

作る際のポイント

容器
耐熱性の容器であれば、ジャムの空き瓶を再利用してもOK
器材は煮沸消毒をしてくださいね

オイル
酸化しにくく香りが強くない、ホホバオイル、シアバターなどがおすすめ。
季節にあわせて変えるのも良いでしょう。

基材の割合サンプルイメージ
 オイル 10ml=ミツロウ 2g
ミツロウクリームは硬さの調整もできます。
好みにあわせて、どちらかを増減させてもOKです。
硬い・柔らかいなど、季節にあった&自分好みのテクスチャにしてみましょう。

ミツロウの量を多めに…固いテクスチャ
ミツロウの量を少なめに…柔らかいテクスチャ

ミツロウは温度によっても固さが変わるため、
夏場は固めに、冬場は柔らかめに作ると良いでしょう。

今回のレシピはやや柔らかめになるようにオイルを多めにしております。

ポイント
ミツロウはしっかりと溶かすことがポイント!小さい容器に入れれば持ち運びもできるため、様々なシーンに活用できますね