気になる咳もアロマでケア。おすすめ精油5選

加湿器

こんにちは。HappyAromaLife-ハッピーアロマライフです。

8月も終わりを迎え、夏が終わりを迎える気配をゆるりと感じます。
しかし、まだまだ暑い時期が続きますね。と思えば気温が下がる日もあるような。

そんな中、夏風邪を引いてしまう方を見かける事が多くなりました。
熱は出ないけど咳が止まらず辛いケースには、ぜひアロマを使ったケアをオススメします。

本日は気になる咳もアロマでケア!についてご案内いたします。

 

軽い咳から辛い咳まで…咳は何故出る?

咳は外からの異物に対して身体を守る防御反応

咳は気道に入った異物(ウイルス、ほこり等)を排除するために起きるもので、
肺と気道を保護する大切な防御反応です。

煙を吸い込んだ場合に咳き込んだり、タンが出てくるのも防御機能のひとつ。
煩わしい咳ですが、身体にとっては大事なことなのですね。

 

咳が出る原因って?

咳がでる原因は様々で、風邪だと思っていたらそうではなケースも。

①風邪
一般的な風邪に分類される感染症によって引き起こるケース
熱や鼻水などの症状と共に現れ、気道が炎症をおこし、咳やタンが出てきます。

炎症をおこした気道は粘液を分泌し、ウィルスや細菌をからめとります。
粘液が貯まると、タンとして咳とともに体外に排出されます。

②アレルギー
喘息もアレルギーに分類されます。
花粉やハウスダスト、ダニなど原因は様々で、子供だけでなく大人も発症します。

③タバコ・アルコール・喉の使いすぎ
タバコやアルコールの摂取頻度が高い、日常的に喉を使いすぎる方は
気道や肺に慢性の炎症がおこって肺機能、呼吸機能が低下する可能性も。

年齢とともに機能は低下すると言われていますが、
タバコ、アルコール等によってより早い機能低下が見られる事になります。

④その他
百日せき、胃食道逆流、心因性(ストレス、緊張等)、冷気などによっても咳がでます。
風邪を引いた後などに、気管支が損傷を受けて咳喘息となり、そこから慢性的な喘息になる場合も。
風邪だと思って安易に見過ごすのは危険ですね。

 

誰もが一度は経験した事のある咳ですが、原因は上記のように様々。
放っておくと危険なものもありますので咳が長引く場合には医療機関を受診する事をオススメします。

 

咳におすすめの精油の効能とは

咳を緩和してくれる精油の効能は沢山ありますがオススメのものをピックアップ。
次の効能が含まれている精油を選んでみてくださいね。

・殺菌作用
・抗ウィルス作用
・抗炎症作用

・気管支拡張作用
・抗カタル作用
・鎮咳作用
・去痰作用

・副交感神経鎮静作用

咳の原因となる、ウイルスを遠ざけ、喉や気管支のケアが可能です。
咳以外に鼻づまり・タンが出づらいといった場合にも有効です。

また、夜間や早朝に咳が激しく出る場合には自律神経が影響している場合も。

副交感神経は気道を狭め、交感神経は広げる働きをします
リラックスし副交感神経が活発になる夜間や早朝に気道が狭くなる事で咳がでる事があるのです。
夜間、早朝に急に咳き込んでしまった場合にぜひお試し下さい。

咳におすすめ精油5選!辛い喉を易しくケア

咳にオススメの精油をピックアップ。どれも安価で使いやすい精油ばかりなので、家庭に常備するのもいいですね。

ペパーミント
鼻の鬱血作用、抗菌作用、殺菌作用、抗ウイルス作用
鼻詰まりや呼吸が苦しい時に。
作用が強いため、ディフューザーやルームスプレーでの活用がおすすめです。

ユーカリ・ラディアタ
去痰、鎮咳、免疫調整、抗菌作用、殺菌作用、抗炎症作用など
禁忌もなく子どもからお年寄りまで使えるため、家庭に常備したい万能精油。
呼吸器系の不調全般に向いています。

ラヴァインツァラ
去痰、気管支拡張、抗ウイルス作用、抗感染作用、抗炎症作用など
ユーカリ・ラディアタと並んで、同じく禁忌もなく子どもからお年寄りまで使えるため、家庭に常備したい万能精油。
誘眠作用もあるため、夜間の使用にぴったり。

ゼラニウム・エジプト
副交感神経鎮静作用、抗菌作用、抗真菌作用
副交感神経を鎮静させ、気道の収縮を防ぐ事を期待して使用します。
スキンケアにピッタリな精油のため肌に塗布しての使用がおすすめ。

グレープフルーツ
交感神経活性化、抗菌作用、殺菌作用、抗ウイルス作用、
交感神経を活性化させ、気道の拡張を期待して使用します。
甘く爽やかな香りは、他の精油のブレンドの引き立て役にも。

 

おすすめの使い方&アロマレシピ

◆アロママスク/ルームスプレーとして
マスクに吹きかけて使用、ルームスプレーとして使用します。

精製水45cc
無水エタノール5cc
ユーカリ・ラディアタ7滴
ラヴァインツァラ7滴
グレープフルーツ6滴

咳が辛いときに、シュッと一吹き、簡単にケアができますよ。

 

◆ディフューザーとして
アロマオイル使用可のディフューザーを使用します。
精油を垂らすだけで使えるので簡単ですね。

ディフューザーがない場合は、タオルを濡らし部屋に吊るします。
そこに精油を垂らす&上記で作成したルームスプレーを吹きかけるのもオススメ。
加湿の役割も果たすので、喉も守ることができます。

 

おわりに

咳が出ると日常生活にも支障がでますよね。
仕事が忙しくて、なかなか病院にいけない、薬も頻繁に飲めない…
そんな時はアロマでのケアも補助的に活用してみてください。

ただし、咳は重大な病気の前触れかもしれません。ぜひ病院に行くことをお忘れなく!