【ご報告】メディカルアロマの効果を実証!日本抗加齢医学会総会発表について

MAA学会発表

こんにちは。HappyAromaLife-ハッピーアロマライフです。

ラヴァーレ公式サイトなどにてご報告させて頂いておりますが、
去る2019年6月14日(金)~16日(日)にかけてパシフィコ横浜で開催された
「第19回日本抗加齢医学会総会」において
メディカルアロマアンチエイジング研究所(運営 アロマスクール ラヴァーレ)と
銀座医院の取り組みが「アロマオイル塗布における各種ホルモンへの影響について」として発表されました!

今回は補足として各トピックもご案内しております!
ご覧になっていない方は、ぜひご確認くださいね!

 

メディカルアロマの効果を実証!日本抗加齢医学会総会発表について

  1. 日本抗加齢医学学会って?
  2. 銀座医院との取り組みって?
  3. 発表の内容について

 

日本抗加齢医学学会って?

2001年に医師ならびに医生物研究者らが中心となって設立された学会です。

老化の病的プロセスを予防する抗加齢医学を積極的介入する方法を基礎医学的、
臨床医学的に追求して実践 することにより、 生活者のQOL(Quality of Life)の向上を図り、
そして抗加齢医療の提供により健康長寿を国民が享受していき、
医療費抑制・生産人口年齢の延長などを目的としているとのこと。
あわせて抗加齢医学に関する正確なデータを集積し、
科学的根拠・事実に基づいた医療としての確立を目指し活動されております。

高齢化社会、医療福祉の問題を私達、国が持つなか
予防医療の観点から「歳をとっても健康に生きていくためにはどうしたら良いのか」を日々研究されている学会ですね。

引用:日本抗加齢医学会

 

銀座医院との取り組みって?

アロマって本当に効果・効能があるの?
どれくらいの効果・効能があるのだろう?

アロマに携わる方なら、一度は思った事があると思います。

ラヴァーレではMAAメディカルアロマアンチエイジング研究所を設立し、
アロマセラピーの効果を検証、数値化できるよう活動をしております。

医療法人財団 百葉の会 銀座医院と提携を行う事により
最先端の検査技術を用いてメディカルチェックを行い、
客観的、科学的にお客様の身体と心の状態を数値化の実現が可能となっております。

メディカルアロマ アンチエイジング研究所顧問 久保 明
銀座医院の抗加齢センター長を務める久保明 医博は、アンチエイジングの第一人者であり
医学の見地からお客様の身体と心を診断するためのサポートをいたします。

抗加齢医学の第一人者。1979年に慶應義塾大学医学部卒業ののち、米国ワシントン州立大学医学部動脈硬化研究部門に留学。帰国後、一貫して予防医学とアンチエイジング医学に取り組む。「高輪メディカルクリニック」を設立し16年間院長を務め、現在は医療法人財団 百葉の会 銀座医院などで診療を行う。人の老化度を科学的に測るエイジングドックを開発し、銀座医院では「プレミアムドック」を立ちあげ、その結果に基づく運動・栄養・点滴療法などを実践している。また、サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演や企業のアドバイザーとしても活動。老化や抗加齢についての有名著書多数。

ラヴァーレの人気講座「メディカルアロマプラクティショナー」「メディカルアロマリンパドレナージュ」も久保明医博に監修を受け開講しております!

 

学会発表の内容について

一部抜粋をしております。詳細な内容は下記リンクからご確認ください。

メディカルアロマアンチエイジング研究所と銀座医院の取り組みが
第19回日本抗加齢医学会総会にて発表されました

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「アロマオイル塗布における各種ホルモンへの影響について」

【目的】
当アロマセラピースクールに併設するメディカルアロマアンチエイジング研究所ではアロマセラピーによる効果を、今までの“なんとなく気持ちが良い” “効果があるような気がする”といった主観的な評価から各種血液検査や生理検査などの医療機器を用い効果を数値で表し“見える化”することによって客観的な評価を行い、具体的にどのような効果があるかを検証している。
今回、アロマセラピー前後の各種ホルモンへの影響について解析を行ったので報告する。

【測定項目】
アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、コルチゾール、エストラジオール、インスリン、FT4 (遊離サイロキシン)、血糖、白血球分画、BDNF(脳由来神経栄養因子)とした。

 

【使用した主なオイル】

ラベンダーアングスティフォリア
(鎮静、鎮痛、リラックス、安眠作用)
レモン
(血流促進作用、抗菌、抗ウイルス作用、リフレッシュ作用)
ローズオットー
(ホルモン様作用、リラックス作用)
ペパーミント
(鎮痛、血流促進作用、冷却作用)
サイプレス
(ホルモン様作用、リラックス作用、脳血流促進作用)
上記の精油を中心に最適な配合でブレンドし植物性スクワランオイル(オリーブ由来)で希釈しました。
注:アロマオイルは使用法によっては身体へ悪影響を及ぼすこともあるためブレンドは専門の知識を持ったセラピストによって最適なブレンドを行った。

【結果】
FT4(遊離サイロキシン)、BDNF(脳由来神経栄養因子)は介入前後においてt検定で、 p<0.05 以下と有意差が認められた。

【BDNF:脳由来神経栄養因子について】
BDNFは記憶に関わる海馬に高濃度で存在し、特異的受容体TrkB(tyrosine kinase receptor B)と結合し、神経細胞の成長を促し、記憶、学習などの機能を発現する。一方加齢とともに減少するため、認知症への応用も期待されている、また、海馬の萎縮を伴うアルツハイマー型認知症では健常者と比べBDNFが減少していることもわかっている。ただし過多で神経毒性を持つ。

今回の検討においてBDNFが有意に増加した。
23920±8485 → 30665±9500(1.28倍)

【結語】
抗加齢医学にとって認知症は大きなテーマであるが、現在認知症に対する4種類の保険薬剤の効果は限定的であり新薬の開発も停滞している。
今回独自にブレンドしたアロマオイルの塗布によりBDNFが有意に増加しており認知症対策としての応用の可能性が示唆された。
今後はMCI (軽度認知障害:mild cognitive impairment)の方々を含めた長期的な検討を行いたい。

 

おわりに

「認知症対策としての応用の可能性が示唆された」という事が
科学的・医学的に分かっただけでもとても大きな一歩だと感じております!

エビデンスがあるからこそ、
自信を持ってクライアントにアロマの正しさを伝える事ができ、
クライアントの現状に寄り添ってより良いアロマセラピーのアドバイス・ケアができますよね。

これからもラヴァーレ:メディカルアロマアンチエイジング研究所は「アロマでアンチエイジング」 をテーマに、今までハッキリしなかったアロマセラピーの効果を”見える化”していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

第17回の発表内容も公開中です!こちらも合わせてご確認くださいませ。

メディカルアロマアンチエイジング研究所と銀座医院の取り組みが
第17回日本抗加齢医学会総会にて発表されました!

 

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